あした冒険へ行こう

原付 50ccスクーター と ミニバン で「動物島へ行こう」!

50cc原付スクーターで行く、札幌―函館の旅ルート

 カーナビを検索すると、クルマやバイクで札幌~津軽海峡フェリー函館フェリーターミナル間を移動するルートとして、だいたい次の2コースが出てきます。


A「国道230中山峠、豊浦―大沼間を高速、大沼から下道で函館へ」
B「国道230中山峠、豊浦からひたすら下道で函館へ」


 しかーし、はやっさんは札幌市南東部の自宅から函館まで、図の黒線のルートを使います。名付けて「こつこまわり」!(こつこ=支笏湖)。

 

 

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①国道274から江別恵庭線へ

恵庭市島松の道道に入り恵庭市通過

③旧国道36に出て、道道16号支笏湖公園線へ

④こつこをまわって国道276(道の駅フォレスト276大滝通過)へ

⑤国道453洞爺湖方面へ入り道道2洞爺湖畔を走る

⑥国道230号合流、国道37豊浦へ

長万部で国道5に合流

⑧大沼あたりで国道227で新函館北斗駅方面へ

津軽海峡フェリーターミナル着


 50㏄のハイアップでしたら、札幌から函館まで、捕まらない程度の安全なスピードで、途中の給油、食事なども含めてだいたい10時間切る位で行きます。青函フェリーターミナルに行く場合も、50㏄は函館新道乗れないので、新函館北斗駅の方から港に入ると思います。
 このルートは、うちのかあちゃんに教えてもらったルートです。かあちゃんは学生時代、平日は函館の学校に通い、週末はクルマで千歳の実家に帰るという生活をしていました。

 また、千歳から札幌に入るルートも、36号線を通らずに、①、②を走るといいます。
 確かにかあちゃんの言うとおり、支笏湖経由の方が早く着くような気がします。

 2スト50㏄のスクーターでこのルートを通って感じることは以下の通りです。


・きついアップダウンが少なく、2ストエンジンにやさしい
・①~⑥までは大型トラックが比較的少なく、安全かつ流れがスムーズ
・信号が少なく、運転が楽で気持ち良い
・効率よく給油できる(自分のハイアップの場合③、⑥、⑧の手前の森町の3回の給油で函館につきます。特に、③の旧36号と森のスタンドは24時間営業です。)


 国道230は原付には厳しいルートです。距離こそ短いのですが、札幌市南区石山通り」は市内有数の渋滞ポイントで、あちらこちらからクルマが飛び出してきてひやひやします。
 また、ハイアップでしたら、定山渓から豊浦に入るまでに1回給油しなければなりません。夜走る場合、予備燃料を持ち歩かねばなりません。
 しかも、中山峠は交通事故が多い!運転が荒っぽいドライバー、ハイビームでのろのろ運転のドライバー、100キロ超のスピードでハングオンするバイクなど、マナー良くない人が多い!スピードが乗りすぎて、カーブ曲がりきれないでふらふらしているのをよく見かけます。ぶつけられたら命ありません。

 そのため、国道230は疲れます。結果、中山峠や喜茂別、ルスツなどの道の駅で頻繁に休憩するため、それらを含めると結構時間がかかってしまいます。
 「こつこまわり」なら、ハイアップは③~⑥を無給油で走り切れます。豊浦のスタンドの営業時間は大体、朝7時台~夜7時台、札幌から豊浦まではハイアップのスピードですと大体4時間でつくので、札幌を朝3時以降に出発すればよいことになります。

 こつこ~大滝ラインは、シカやキツネがよく出てくるためか、みんなあまり飛ばさないですね。
 ちなみに、赤で示したルートは、豊浦に朝7時台~夜7時台にたどりついて給油できなかった場合の緊急ルートで、伊達を経由します。伊達には22時間営業(朝4時~深夜2時)のスタンドがあります。

 はやっさんは、家族をノアに乗せて函館に行くときも、「こつこまわり」を使います。

 アップダウンやコーナーがゆるいので、3人のちいさな子どもたちが酔いにくいです。適所に道の駅やコンビニがあるので、トイレや休憩を効率よく済ますことができます。高速代やガソリンの節約になるので、つつましい我が家の財布にやさしいです。

 洞爺湖は札幌の小学生の修学旅行先なので、長男は洞爺湖畔のホテル街に入ると、嬉しそうに修学旅行の思い出を話します。湖畔温泉街には子どもたちが大好きな無料足湯があります。国道230は、ホテル街に入らずに豊浦行きますからね。

 ノアでの所要時間は、途中の休憩を入れて7時間みています。


 ところで、50㏄ライダーのみなさん!どのルートを使うにせよ、豊浦の静狩峠は必ず通過しなければなりません。静狩峠は道幅が狭く、路側帯はガタガタでゴミが多く、追い越させるためには何度かバイクを停めなければなりません。無理せず、焦らず!

 また、スタンドは少なく、しかも夏と冬とでは営業時間が異なるお店もあります!ガス欠注意!

 


*以上は私の体験に基づいた記述ですので、参考にされる方はくれぐれも自己責任でお願いします。特に、市内でも南東部以外にお住まいの方には別のルートがあると思います。

 常に最新の情報を収集して、安全運転!